Report3. トラッカーの使い方
デジタルビーコン、トラッカーDTS.
なんか機能がいっぱいあるけど、覚えとかないと意味がない.
ということで使い方をまとめてみます.
ディスプレイに表示される文字とその意味
Display | Mode | How to change the mode |
tr | 発信モード | スイッチを入れたら、発信モードになる.
捜索モードから発信モードに戻すのには、どのような場合でも、捜索・発信切替スイッチを普通に押せば切り替わる. また、知らない間に捜索モードに切り替わるのを防ぐため、スイッチが2秒以上押されていた場合は発信モードに戻る. |
SE | 捜索モード(サーチモード) | 捜索モードに切り替えるには、捜索・発信切替スイッチを1秒以上2秒未満の間押す.
この時、距離表示画面に「--」と表示され、これが「SE」という表示にかわり、ビープ音が鳴ればスイッチから指を放す. |
Ar | 自動切替システムON | 起動時、オン・オフスイッチを押し回すと同時にオプションボタンを押す.
電池残量表示のあとに「Ar」と表示される. |
nr | 自動切替システムOFF | 起動時、オン・オフスイッチを押し回すと同時にオプションボタンを押す.
電池残量表示のあとに「nr」と表示される. |
SP | スペシャルモード | 捜索モード中にオプションボタンを押し、距離表示画面に「SP」という表示がなされたら手を放す. |
L0 | 消音 | 捜索モード中に、オプションボタンを約3秒間押し続けると、「L0」と表示されるので手を放す. |
L1 | 音あり | "消音"状態の時に、オプションボタンを約3秒間押し続けると、「L1」と表示されるので手を放す. |
ビーコンのスイッチを入れたときの画面表示
埋没者を捜索する時の流れ
自動切替システム
起動時、オン・オフスイッチを押し回すと同時に、オプションボタンを押すと、自動切替安全機能が働く.
スペシャルモード
スペシャルモードは、複数の遭難者がある場合に捜索の助けとなるよう設計されたものです.
スペシャルモードへは捜索モード中にしか移行できません.
同時に複数の発信機を探す時に、個々の信号を他とわけて捜索することができます.
サーチモード時においては、一度15m以内の信号をキャッチしたなら、その中で、最も強い信号のみを表示します.
しかしスペシャルモードにおいては、電波を受信する角度が狭まるが、その範囲内の電波であればその強さにかかわらず全て表示します.
この時の捜索範囲は180°から約75°に狭まり、5つある方向表示ランプのうち中央の3つしか作動しません.